1. 浮気調査
浮気調査は、近年増加傾向にあります。
この記事では、浮気調査についての基本的な情報や、浮気調査を考える背景や理由について解説します。
1-1. 「浮気調査」について
浮気とは、相手との信頼関係を裏切る大きな問題であり、誰しもが傷つく問題です。
そんな状況で証拠が必要になった場合、プロの調査会社に依頼することができます。
浮気調査は、証拠を収集することにより、自分自身の心の整理や、問題を解決するための手段となります。
夫婦の離婚原因のトップに不倫が挙げられていることからも、浮気問題は深刻な社会問題であることが分かります。
例えば、夫や妻が帰りが遅くなったり、携帯電話を持ち歩くようになったり、急に残業が増えたりするなどの兆候がある場合、浮気を疑うことができます。
しかし、疑いだけでは解決にはなりません。
証拠が必要です。こうした場合、調査会社に依頼することになります。
浮気調査は、相手が浮気をしているかどうかを確かめるために、専門の調査会社に依頼するサービスです。
浮気を疑い、自分で証拠を集めることが困難な場合にプロに依頼することが多いです。
1-2. 浮気調査を考える背景と理由
浮気調査を考える理由として、主に以下のような背景があります。
- 不安や疑いがある場合:自分で証拠を集めることが難しい場合や、感情的になりそうな場合には、プロの調査会社に依頼することで冷静な判断ができるようになります。
- 離婚や慰謝料請求を考えている場合:浮気が原因であれば、慰謝料の請求や離婚に有利な証拠を得ることができます。
- 結婚前の信頼関係の確認:結婚は人生最大の決断の1つであり、パートナーに対する不信感がある場合には、結婚前に浮気調査を依頼することで、より安心して結婚生活をスタートすることができます。
最近では女性の浮気が増加しており、不倫相手との交際が長期化するケースも増えているというデータがあります。
【浮気調査の事例】
ある夫婦の場合は、妻がパートナーに対して不信感を持ち、浮気を疑いました。しかし、妻自身で証拠を集めることができず、プロの浮気調査会社に依頼することを決めました。調査の結果、夫が不倫をしていることが明らかになりました。また、浮気調査を依頼したことで、夫が浮気をしていたことを知った妻は、離婚を決意しました。浮気調査によって、妻は証拠を手に入れることができ、感情的になることなく冷静に判断することができました。
2.浮気調査についての基礎知識
2-1. 浮気調査とは
浮気調査は、パートナーの浮気行為を確認するために行われます。
浮気が疑われた場合、その不安から解放されるためには証拠を集める必要があります。
また、浮気が事実である場合は、その後の行動や判断にも影響を与えることがあるため、正確な情報を知ることが重要です。
浮気調査は探偵業界の中で最も多く依頼される調査の一つです。
また、調査依頼者の約7割は女性であり、中でも30代から40代の女性が多く、パートナーとの信頼関係を大切にしていることがわかっています。
【浮気調査の事例】
例えば、パートナーの携帯電話にロックがかかっていて、通話履歴やメール履歴を見ることができない場合、浮気調査をすることで証拠を集めることができます。また、パートナーが平日の夜遅くまで仕事をしていると主張している場合、浮気調査をすることで実際にどこにいるのかを確認することができます。
正確な情報を知ることは、不安から解放されるためにも、離婚する場合にも有利に働きます。
2-2. 浮気調査をする際の注意点
浮気調査は相手のプライバシーに関わるため、違法な手段で行うと刑事罰を受ける可能性があります。
また、調査対象者が怒りや嫉妬から攻撃的になる場合もあるため、自身の安全にも十分に配慮する必要があります。
【浮気調査の実例】
ある男性が、自身の妻の浮気を疑って浮気調査を依頼しましたが、調査員が調査中に浮気相手と思われる男性に暴力を振るわれるという事態が発生しました。
このような事態を避けるためには、法律に基づく調査を行い、プライバシーに配慮し、自身の安全にも注意することが大切です。
2-3. 浮気調査の費用や期間について
浮気調査の費用や期間は、調査内容によって異なります。例えば、対象者の行動範囲が広い場合や、調査を長期間行う必要がある場合は費用や期間が高くなる傾向にあります。
また、調査地域によっても費用や期間が異なるため、事前に調査会社に相談することが大切です。
浮気調査の費用相場は、平均して1日あたり2万5千円から4万円程度とされています。ただし、調査内容によっては費用が大幅に上昇することもあります。
また、調査期間については、一般的には数日から数週間程度が相場とされています。しかし、調査内容によっては数か月にわたる長期間の調査が必要となることもあります。
【浮気調査の実例】
対象者が遠距離恋愛をしており、行動範囲が複数の都道府県にまたがる場合、交通費や宿泊費がかかり、調査費用が高額になることが考えられます。また、対象者が不規則な生活リズムを送っている場合には、調査期間が長期間にわたることがあります。
【調査料金の例】
大きく料金に差がある理由の一つとして、探偵業社の料金がパック制になっている点にあります。
時給3000円~と書いてあっても、実際は三名以上の調査員をつけなければならない、3時間以上の調査から、といったように条件があります。
その他にもタイムチャージ制(一時間あたりの料金×人数×時間・日数×(延長料金)×諸経費)などもあります。※一時間あたりの相場 10000円~12500円/1名1時間
調査料金に含まれるその他の費用(経費)は、
- 人件費(着手金、延長料金、諸手当)
- 交通費(高速使用料、パーキング料金含む)
- 宿泊費
- 車両費(燃料費含む)
- 機材費
などもあり、非常にわかりづらいです。
参考に調査料金の一例をあげておきます。
浮気調査の費用や期間は、調査内容や調査地域によって異なるため、事前に調査会社に相談することが重要です。
また、安価な業者を選んだ場合には、調査の品質に不安が残ることがあるため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
ここで注意が必要になる点は、料金が分かりづらいと感じる調査会社には依頼してはいけません。
詳しい料金は離婚弁護士ナビのこちらの記事を参考にしてください。
3.浮気調査の種類
3-1. 行動調査
行動調査は、対象者が浮気をしている可能性がある場合、その行動パターンや関係性を調査することで、浮気の有無を判断することができます。
例えば、対象者が通勤に車を使用している場合、車の移動履歴を調べることで、不審な行動があるかどうかを確認することができます。
また、対象者の行動範囲が広い場合、人脈や生活習慣などを調べることで、浮気の可能性が高い人物や場所を特定することができます。
行動調査は浮気調査の中でも最も一般的な調査方法であり、探偵の仕事の基本でもあります。
行動調査は調査依頼全体の約70%を占めています。
【浮気調査の実例】
ある男性が、最近家に帰りが遅くなるようになり、携帯電話もいつもよりも鳴る回数が増えたと妻が不安に思っていました。そこで、探偵事務所に行動調査を依頼しました。調査員は、対象者の通勤時間や通勤手段、会社での行動範囲などを調査した結果、対象者が会社の後輩と飲み会をしたり、一緒に帰ることが多かったことがわかりました。しかし、浮気の証拠はなく、妻は安心して生活を続けることができました。
気になる事は悩むだけ時間の無駄になり、心をすり減らすだけです。
真偽を確かめるだけで、良くも悪くも前進します。
3-2. オンライン浮気調査
近年、SNSやマッチングアプリなどの普及により、オンラインでの交流が増えています。
そのため、対象者がオンライン上で浮気行為を行っている可能性がある場合、オンライン浮気調査は有効な手段となります。
また、オンライン浮気調査は、調査員が身を隠して対象者を観察する必要がないため、実地調査よりも費用が安く、短期間での調査も可能です。
しかし、オンライン浮気調査には調査の信頼性が低いという問題があります。
対象者が使用しているアカウントが特定できなかったり、アカウントが偽装されている場合、調査員が対象者の行動を正確に把握することができません。
そのため、確実に浮気を調べたい場合は、実地調査と併用することが望ましいです。
オンライン浮気調査の費用は、1万円程度から数万円程度が相場となっていますが、オンライン上での調査には調査員の能力や対象者の行動によって調査期間が大きく変わるため、費用については事前に調査会社に相談することが重要です。
【浮気調査の実例】
夫がSNSで他の女性とやり取りしているという疑いがある場合、オンライン浮気調査は有効な手段となります。調査員は夫のアカウントを特定し、やり取り内容を確認することができます。ただし、夫が偽装アカウントを使用している場合、調査員が対象者の行動を正確に把握することができず、調査の信頼性が低くなる可能性があります。
オンライン浮気調査は、SNSなどのオンライン上で交流している場合に有効な調査方法であり、費用も比較的安く短期間での調査も可能です。
ただし、調査の信頼性が低いため、確実に浮気を調べたい場合は、実地調査と併用することが望ましいです。
また、OSINTスキルの高い業者を選ぶことも有効です。
3-3. 車両追跡調査
車両追跡調査は、浮気の証拠をつかむために重要な手段の一つであり、行動調査の一種です。
相手の車両の移動ルートや行動パターンを調査することで、浮気している可能性が高い場所やタイミングを把握することができます。
また、相手が車両を利用する頻度や距離、速度なども調査することができます。
【浮気調査の実例】
ある夫婦が、夫が浮気をしていると疑い、探偵事務所に車両追跡調査を依頼しました。調査員は、夫の車両を追跡し、行動パターンを調査しました。その結果、夫が会社の後輩と飲みに行っていたことが判明し、浮気ではなかったことが分かりました。
車両追跡調査は、他の調査方法と組み合わせることで、より確実な浮気の証拠をつかむことができます。
また、車両代やガソリン代などを請求されるため注意が必要です。
4.浮気調査を依頼する前に知っておきたいこと
4-1. 浮気調査のプロセスと流れ
浮気調査は、相手が本当に浮気をしているのかを確かめることが目的です。
調査員が相手の行動を確認するために、プロセスを踏んで調査が行われますが、浮気調査はプライバシーに関わるため、法律や倫理観に基づいて調査が行われる必要があります。
基本的な浮気調査のプロセスは相談・打ち合わせ、調査計画の立案、実地調査、報告書の作成、アフターフォローの5つのステップに分かれています。
また、調査員によって異なる調査方法や技術が使われるため、信頼できる調査会社の選定が必要です。
【浮気調査の実例】
例えば、妻が毎週同じ曜日に会社を定時退社した後に、急に遅くなりがちになった場合、配偶者の浮気が疑われることがあります。この場合、調査員は対象者が会社を退社した後にどこへ行くかを調べ、その行動パターンから浮気を裏付ける証拠を収集することができます。
【浮気調査の基本的な流れ】
夫が最近帰宅が遅くなり、携帯電話を常に持ち歩くようになったため、妻が夫の浮気を疑った場合、浮気調査のプロセスは以下のようになります。
- 相談・打ち合わせ:妻が浮気調査の依頼をし、調査会社と打ち合わせを行います。
- 調査計画の立案:調査員が夫の行動パターンや携帯電話の利用状況などから調査計画を立てます。
- 実地調査:調査員が実際に夫の行動を観察し、浮気行為が行為を確認し、証拠を撮影します。
- 報告書の作成:調査員が調査結果をまとめ、報告書を作成します。
- アフターフォロー:調査後も妻の不安を解消するためにカウンセリングなどを行います。
浮気調査は、調査前の情報提供でほとんどの成功確率は決まります。
教えられる範囲で、提供できる情報は的確に伝えておきましょう。
4-2. 浮気調査を依頼する際のポイント
- 信頼できる探偵社を選ぶこと
- 適切な料金設定を確認すること
- 調査内容を明確にすること
- プライバシー保護について確認すること
- 契約書や報告書の内容を確認すること
- 調査の進捗状況や調査結果についての情報を正確に把握すること
探偵業者に対するクレームの多くは
- 料金トラブル
- 調査報告書の不備
- プライバシー侵害
が原因で引き起こされます。
十分に考えたうえで、悪質な企業に騙されないよう、冷静になって判断しましょう。
5.浮気調査の結果とその対処法
5-1. 浮気調査の結果報告
報告書には、証拠となる写真やビデオの監視記録、調査員の客観的なコメントなどが記録されます。
浮気調査の結果報告は、調査結果を客観的かつ分かりやすく報告することが重要です。
報告書に主観的内容(~だろう)を記述し、事実が捻じ曲げられてしまうと、報告書以外の証拠も虚偽ではないかと疑われてしまい、裁判では不利になります。
調査報告書は依頼者にとって重要な情報源となり、依頼者は、浮気の有無や相手の行動パターンなどを正確に把握することができます。
【浮気調査の実例】
ある依頼者は、夫が浮気をしている可能性があるという疑いを持っていました。依頼者は、浮気調査を依頼し、調査員が監視を開始しました。調査結果として、夫は愛人と会うために定期的に同じ場所を訪れていることがわかりました。調査員は、写真やビデオで証拠を収集し、報告書にまとめました。報告書には、夫の行動パターンの分析や監視記録も含まれており、依頼者は正確な情報を手に入れることができました。
調査報告書が、証拠としての効力を発揮できるか、その判断をする事は弁護士にもできません。
あくまでも相手が言い逃れできない証拠を取る事が、裁判に向けての準備になります。
5-2. 浮気の事実を知った場合の対処法
浮気の事実が判明した場合は、激しい感情が湧き上がってしまうかもしれませんが、冷静に事実を受け止めることが大切です。
まずは自分自身の感情を抑え、冷静に対処することが重要です。
対処法は個人によって異なりますが、以下のようなアプローチが考えられます。
- 相手と話し合いをする:事実確認のためにも、相手と話し合う
- カウンセリングを受ける:自分自身の気持ちを整理する
- 離婚をする:夫婦関係を続けることが難しい場合
【浮気の実例】
浮気が発覚した夫婦の場合、妻は離婚を選択しました。夫は浮気相手との関係を続けることを望んでおり、離婚に対しては反対でしたが、妻の意思を尊重し、離婚に合意しました。妻は弁護士と相談し、慰謝料や養育費の支払いなどの条件を決めました。
人それぞれの考え方はありますが、夫婦や家族との話し合いを重ね、相手の言い分や自分の考えを伝え合い、解決方法を探ることが必要です。
最終的には、離婚を含めた選択肢もあることを理解し、専門家のアドバイスを受けながら慎重に判断することが重要です。
5-3. 浮気を疑っているが証拠がない場合の対処法(自分で証拠を集める)
浮気を疑っているが調査を依頼するほどではない場合、自分でできることを行いましょう。
自分でできる調査には以下のような対処法があります。
- 相手の行動を記録する:浮気を疑っている場合、相手の行動を記録しておくことで、不自然な行動や異常な行動があれば、それが証拠となる可能性があります。
- 証拠を探す:相手のスマートフォンやパソコン、SNSなどに浮気の証拠があるかもしれません。しかし、相手のプライバシーに配慮し、違法行為を行わないように注意が必要です。
- 相手と話し合う:相手と話し合い、誤解や誤った判断をしている場合には解決することができます。ただし、相手が嘘をついている場合には話し合いが難しくなることもあります。
- 専門家に相談する:プロの探偵やカウンセラーに相談することで、冷静にアドバイスをもらい、的確な判断を下すことができます。
自分で証拠を集める時に、ドラマの影響なのか法律を破ってまで証拠を集めようとする人がいます。
被害者のはずが、加害者になってしまうケースもあるので十分に気を付けましょう。
探偵の基本的な知識を身に着けたい方は探偵オンラインスクールを受講してみてください。
6.浮気調査をする際に知っておきたい法律
6-1. 浮気調査におけるプライバシー問題
浮気調査は、相手のプライバシーを侵害する可能性があるため、法律上の制限があります。
調査する前に、プライバシー侵害に関する法律やルールを理解し、合法的かつ倫理的に行動することが必要です。
プライバシーは、日本の憲法においても保障された重要な権利です。
プライバシー侵害には、個人情報保護法や不正アクセス禁止法などの法律があり、調査の方法によっては刑事罰を受ける可能性があります。
2021年に公表された「プライバシーに関する調査」によると、一般市民の約6割が自分のプライバシーが侵害された経験があると回答しています。
また、浮気調査を行う探偵事務所の中には、不適切な調査方法をとってプライバシー侵害を行っているとして、業務停止や解散に追い込まれたという実例もあります。
【浮気調査の実例】
ある探偵事務所が、浮気調査の過程でマンションの配電盤の上にビデオカメラを設置しました。その探偵事務所は業務停止処分を受けました。この事例では、住居侵入罪やプライバシー侵害の行為が認められたため、厳しい処分を受けたと考えられます
浮気調査を依頼する側は、なんでもやってくれると期待をもって依頼しに来ますが、探偵事務所は法律を守って調査を行い、合法的な手段でのみ証拠を取得することしかできません。
6-2. 浮気調査での盗聴・盗撮のリスク
- 盗聴・盗撮は法律で禁止されており、浮気調査においても違法行為となる。
- 盗聴・盗撮はプライバシーの侵害にあたるため、民事上の損害賠償請求や刑事罰の対象となる可能性がある。
- 盗聴・盗撮は正確な調査結果を得る方法ではなく、逆に証拠の信憑性を損ねることがあるため、適切な調査方法を選択することが重要。
- 盗聴・盗撮に関する法律として、刑法第130条、民法第709条、プライバシー保護法などがある。
- 行政指導や裁判例も多数存在し、盗聴・盗撮が違法行為であることが明確になっている。
【浮気調査の実例】
ある女性が浮気調査会社を通じて盗聴したとして、民事訴訟を起こされました。被害者の女性は、盗聴が原因で心労や身体的な症状を訴え、1300万円の損害賠償を求めました。このように、盗聴・盗撮が原因で損害賠償を求められるケースは実際に存在します。
これぐらいなら問題ないは、あなたの主観によるものです。
軽い罪でも、二次的被害の面で多額の損害賠償が求められるパターンが多いため、気を付けましょう。
7.浮気調査のプロに依頼するメリット
7-1. プロの技術やノウハウを活用できる
- 浮気調査のプロは高度な技術やノウハウを持っており、効率的かつ正確に証拠を収集できる
- 素人が自分で行うと相手に気づかれやすく、証拠を得ることが困難になる
- プロの浮気調査員は、GPSトラッカーや盗聴器などの機材を使って調査を行い、短時間で正確な情報を収集できる
- プロの浮気調査員は、最適なタイミングで調査を行い、ターゲットに気づかれずに調査を行う工夫を凝らしている
7-2. 証拠を確実に収集できる理由
- プロの浮気調査員は、豊富な経験と高度な技術、そして法的知識を有している
- プロの浮気調査員は、違法行為を行うことなく、法的に証拠を集める方法を知っている
- 素人が証拠を収集する場合、誤った方法で証拠を収集することがあるため、プロの探偵が調査を行った場合、9割以上で証拠が得られるという調査結果がある
- プロの浮気調査員は、慎重かつ緻密に調査を行い、証拠を収集することが可能である
- プロの浮気調査員は、証拠を収集した後、裁判所で有効な証拠として提出できるような報告書を作成することができる
例えば、配偶者の浮気を疑っていた場合、自分で調査を行おうとしても、配偶者が警戒心を持っている場合は、証拠を収集することが非常に難しくなります。
また一度でも対象者にバレてしまうと警戒が強くなり、その後、探偵事務所に調査依頼をしても成功率が下がります。
浮気調査のプロに依頼するメリットまとめ
- プロの技術やノウハウを活用できる:プロの浮気調査員は、多数の浮気調査を行ってきた経験から、効率的な調査方法や必要な情報を収集するための技術、そして正確な判断力を持っています。
- 素人にはできない調査が可能:プロの浮気調査員は、専門的な機材やツールを使って調査を行い、素人にはできないレベルの証拠を収集することができます。また、法律に精通しているため、合法的な方法で証拠を収集することができます。
- 安心して依頼できる:プロの浮気調査会社は、調査内容や個人情報などを厳密に管理し、プライバシーに配慮した調査を行います。また、報告書などの書類もしっかりと作成されるため、証拠の信頼性が高まります。
- 相談やアドバイスが受けられる:プロの浮気調査会社は、相談やアドバイスを行うためのサポート体制を整えています。浮気調査だけでなく、離婚や慰謝料の請求などの問題にも対応できるため、安心して相談することができます。
- 費用対効果が高い:素人が浮気調査を行う場合、機材やツールの調達、調査方法の選択、そして証拠の収集など、多くの費用がかかります。一方、プロの浮気調査会社に依頼する場合、それらの費用が含まれたリーズナブルな価格で調査が行われます。そのため、費用対効果が高くなる傾向にあります。
8.浮気調査のプロに依頼する際の注意点
8-1. 評判や実績を確認する
浮気調査はプライバシーに関わる大切な問題です。
調査を任せるプロの信頼性や実績が十分でない場合、情報漏洩や調査結果の信憑性に問題が生じる可能性があります。
また、プロの技術力によって調査期間や調査費用が変わってきます。そのため、信頼できるプロを選ぶことが必要不可欠です。
信頼性のある調査業者を選ぶ際に最も重視されるのは、「実績・経験・技術力」です。
また、調査業者によっては、業界の専門誌に掲載されるなど、実績を公表している場合もありますが、鵜呑みにしてはいけません。
【騙されやすい例】
- 口コミサイトやレビューサイトでの評判を信用する
- 実績が公表されている調査業者を選ぶ
- 相談前に業者のHPや資料などをチェックしない
- 無料相談や見積もりのサービスを使わず面談に行く。
8-2. 依頼前の契約書に目を通す
浮気調査を依頼する場合、調査内容や調査期間、報告内容、料金など、様々な条件が含まれた契約書を交わすことになります。
この契約書は、調査中のトラブルやトラブル回避につながるため、依頼前に内容を十分に確認する必要があります。
探偵業者は、契約書に署名押印の義務があり、契約内容について説明を行うことが求められています。
【トラブルの実例】
ある男性が、自分の妻が浮気をしているかどうかを調査するため、ある探偵業者に依頼しました。契約書には、調査期間や報告方法、料金などが明記されていましたが、男性は契約書の内容をあまり読まずに署名しました。しかし、調査が進んでいくうちに、男性は予想以上に高額な請求書を受け取ったり、報告書に不備があったりと、トラブルが相次ぎました。
8-3. 料金体系や支払い方法について確認する
浮気調査は個人的な問題が絡むため、費用や支払い方法に関しても細かく設定されることが多く、依頼者にとっては負担の大きい調査となる場合があります。
そのため、依頼前に料金体系や支払い方法についてしっかり確認することが必要です。
料金に関する情報が明確に公開されている調査会社もあるため、公式ウェブサイトをチェックすることも大切です。※小さい文字で見えづらくする誇大広告に注意
特に初回相談や見積もりの段階で、調査会社がどのような料金体系を採用しているのか、明確に把握しておくことが大切です。
9.浮気調査に関するよくある質問と回答
浮気調査の成功率はどのくらいか?
浮気調査の成功率は依頼内容や調査対象者の行動によって異なりますが、プロの探偵に依頼すれば高い成功率が期待できます。一般的にプロの探偵による浮気調査の成功率は70%以上とされ、実例も多数報告されています。成功するためには、信頼できる探偵社を選び、依頼前に相談し、調査内容や料金を確認することが重要です。
浮気調査の費用はどのくらいか?
浮気調査の費用は、調査内容や期間、地域、調査員のスキルや経験によって異なりますが、一般的には数十万円から数百万円の範囲となっています。調査期間が長くなるほど費用が高くなり、調査方法によっても費用に差が生じます。
浮気調査の期間はどのくらいか?
浮気調査の期間はケースバイケースで異なりますが、一般的には1週間から1か月程度が目安とされています。以下が一例となります。
・不倫相手との接点が多い場合:1週間程度
・不倫相手が遠距離に住んでいる場合:2週間程度
・不倫相手が同僚の場合:3週間程度
・不倫相手が家族や知人の場合:1か月程度
浮気調査の進捗状況は報告してもらえるのか?
浮気調査の進捗状況は調査会社によって異なりますが、一般的には報告を行ってくれる場合が多いため、事前に確認することが大切です。報告の頻度や形式は依頼主との打ち合わせで決定することができます。
浮気調査の証拠はどのように提供されるのか?
浮気調査で得た証拠は、映像や写真などの形で提供されます。調査業者によっては、報告書や証言も提供することがあります。依頼人によって要望があれば、証拠はDVDやUSBメモリーにコピーされ提供されます。報告書は義務化されていないませんが、信頼できる調査業者は依頼人との信頼関係を築くために適切な報告書の提供を心がけます。
浮気調査ってどのような方法で行われるのですか?
浮気調査は、尾行や監視、スパイカメラの使用など、様々な方法で行われます。調査員は、現場の状況に合わせた最適な方法を選択します。
浮気調査を依頼する前に確認すべきポイントは何ですか?
浮気の疑いがあるかどうかを確認することや、調査会社の信頼性を確認すること、調査の範囲や方法について明確にすることなどが重要です。
浮気調査を依頼することで得られるメリットは何ですか?
浮気調査を依頼することで、浮気の有無を確認できたり、証拠を手に入れることができます。それにより、不倫を続けることのできない状況を作ったり、離婚や慰謝料の交渉に有利になることがあります。
10.浮気調査のポイント
10-1. 浮気の疑いがあるかどうかを確認する
浮気調査は、浮気を疑った場合に行うものであり、疑いがない状況での調査は必要ありません。
- パートナーが急に残業が増えた
- パートナーが急に出かけることが多くなった
- パートナーが携帯電話を常に持ち歩くようになった
- パートナーが急に身だしなみに気を遣い始めた
10-2. 依頼する調査会社の信頼性を確認する
浮気調査はプライバシーに関わる重要な問題であり、調査会社の信頼性によっては、誤った結果や個人情報漏洩などのトラブルが生じる可能性があります。
また、調査会社によっては、適正な料金を提示せず、過剰な追加料金を請求するなどの問題があることもあります。
- 公安委員会が認定する「私立探偵」であるかどうか
- 調査会社のウェブサイトやパンフレット、口コミ評判などを確認する
- 調査会社のウェブサイトに、公安委員会の認定番号や所在地、電話番号、メールアドレスなどが明記されているか
- SNS上での評判
- 調査会社に直接問い合わせを行い、対応や説明が適切かどうか、適正な料金を提示しているか
10-3. 調査の範囲や方法について明確にする
調査の範囲や方法が明確でない場合、期待する結果を得られなかったり、余計な費用や時間がかかったりする可能性があります。
浮気調査の場合、調査の目的や依頼人の希望に応じて調査範囲や方法が異なることがあり、そのために調査費用にも差が生じます。
例えば、浮気調査の範囲が「外出中の行動確認のみ」である場合と、「24時間体制での行動確認および交友関係の調査」である場合では、調査費用に大きな差が出る可能性があります。
また、調査方法についても、張り込み調査やGPS調査などによって費用や時間が異なることがあります。
以上のような事態を避けるためにも、複数の会社から見積もりを取り、比較検討をすることが望ましいです。
10-4. 依頼前に相談することができるか確認する
浮気調査を依頼する前に、相談ができるか確認することは大切です。
調査会社によっては無料で相談に乗ってくれる場合もありますが、必要に応じて相談料がかかる場合もあります。
依頼前に相談ができるか確認し、不安な点や疑問点を解消してから依頼することで、よりスムーズかつ効果的な調査ができるでしょう。
浮気調査のまとめ
浮気調査についての基礎知識を再確認する
- 浮気調査とは、パートナーが浮気しているかどうかを調査すること。
- 浮気調査には、証拠の収集や追跡などの方法がある。
浮気調査を依頼する際のポイントを振り返る
- 浮気の疑いがあるかどうかを確認する。
- 依頼する調査会社の信頼性を確認する。
- 調査の範囲や方法について明確にする。
- 依頼前に相談することができるか確認する。
浮気調査をすることで得られるメリットを再確認する
- パートナーの浮気の有無が明確になり、不安から解放される。
- 証拠を手に入れることで、離婚や慰謝料の請求などの法的手続きがスムーズに進む。
- 早期に浮気を発見することで、二人の関係を修復することができる場合もある。
浮気調査のプロに依頼することで安心できる
- 調査会社が法律に則って調査を行うため、違法行為を行うリスクがない。
- 調査員が専門知識を持っており、迅速かつ正確に調査を進めることができる。
- 調査に必要な機材やノウハウを持っているため、自分で調査するよりも効率的に調査を進めることができる。
最後に、浮気調査を検討している人へのメッセージ
- 浮気の疑いや不安を抱えている場合は、放っておかずに早めに調査を検討することが大切です。
- 調査会社を選ぶ際は、信頼性の高い会社を選ぶことが重要です。
- 大手=信頼できるわけではありません。
- 調査によって得られた証拠を元に、自分の人生を大切に進んでいきましょう。
11. 行動調査とは
行動調査には「浮気調査」を筆頭に「結婚信用調査」「ストーカー調査」「近隣住民調査」など多岐にわたります。
調査名に違いはありますが、全て行動調査の範囲です。
行動調査こそが探偵のメインの仕事になります。
結婚信用調査
結婚信用調査は、結婚を前提とする信用調査です。
近年マッチングアプリなどから交際が始まり結婚に至るケースが増えています。
それに伴って結婚信用調査の依頼も増加傾向にあります。
結婚信用調査では特定の家族収入や貯蓄額などの生活情報を含み調査し、
夫と妻がしっかりと生活していけるかどうかを含め検証します。
ストーカー調査
ストーカー調査は、ストーカーの対象者を特定するための調査です。
警察が直ちに動いてくれないケースの多いストーカー調査ですが、
警察への届け出は忘れずに行いましょう。
その後は調査会社に依頼し、明確な証拠を集めていきます。
近隣住民調査
近隣住民調査は隣人などからの嫌がらせの調査です。
「騒音」「異臭」などの嫌がらせの証拠を集めることになりますが、
実際に裁判をしたところでメリットはあまりないです。
人探し調査
人探す方法としては、インターネット上のSNSを利用することができます。
また、友人経由のネットワークや公的な記録(新聞、住民登録や税金申告など))のような情報源もあります。
これらの情報を入手して詳細なプロファイリングを行い、対象者を絞り込みます。
依頼主には「氏名・性別・生年月日」「対象者の写真」「住所・電話番号」などの情報提供をお願いしています。
調査の流れ
①依頼主からの詳細な調査要件を明確にする
依頼主の意見を取り入れつつ、日時や調査方法、料金を決定します。
②調査依頼をもとに調査を実施する
人探し・家出調査の場合は時間を正確に区切る事をおすすめします。
③記録されたデータをレポート形式で依頼主に報告・提出する
調査結果を元に作成した報告書を依頼主に提出して調査の完了となります。
人探し・家出調査は確実性が、依頼内容によって偏りがあります。
そのため調査の達成が困難である可能性があります。
調査の内容
対象者の追跡
依頼主からの情報をもとに対象者の居場所を調査します。
居場所の特定
対象者の住所や勤務地、生活範囲を突き止めます。
以上の二点が主な調査内容ですが、打ち合わせにより依頼主の希望に沿った調査が可能になります。
12. 信用調査とは
信用調査には「個人信用調査」と「企業信用調査」 があります。
個人信用調査
個人信用調査では、主に新入社員の情報を調べたり、
素行や行動・人間関係に至るまで依頼主の希望に沿った調査を行います。
こういった調査は警察や公的機関では行うことができません。
企業のために特定の問題を解決したり、コンプライアンス上の犯罪行為を検出したりするのは探偵しかできません。
探偵の調査力は企業にとって非常に価値があります。
探偵には、信頼できる情報を収集したり、不正な行動を追跡したりする調査力が高いです。
探偵の調査力を活用することは、企業が状況分析して自分たちの意思決定を正確に行うことができるようにします。
一方、「法人信用調査」では特定の企業情報や反社会勢力とのつながりの有無を調べます。
しかし「法人信用調査」では「帝国データバンク」などの企業が膨大な量の企業情報を持っているため、報告書もスムーズに手に入るでしょう。
盗聴器発見調査とは
盗聴器発見調査では、専用の機器を用いてオフィスや、個人宅の盗聴器を見つけ出します。
盗聴器発見調査は、安全性の高いオフィスの環境を提供することを目的とし、
あなたのオフィス内に存在しないことを確認できます。
また高度なオーディオ監視ソリューションを使用したりすることで、音声ベースの犯罪行動を防止することができます。
各種調査の注意点
①大手企業や悪徳業者に依頼しない
単純に考えてもらえればわかりますが、過剰な宣伝やメディアの露出、大きなビルに店舗を構える等
経費の掛かる事をを行っている企業は、
それを賄うために余分に利益を上げる必要があります。
その利益はどこから来るのでしょうか?
それは依頼主からのお金です。
かといって探偵業界は悪徳企業も多いため、大手企業に依頼しているのが業界の流れです。
②ダラダラ調査しない
悪徳な調査会社の傾向として、時間を引き延ばす事で
余分なお金を依頼主に請求しようとします。
また実際、調査を行わずに報告書だけ提出する業者も多く存在するため注意が必要です。
調査会社も営利企業ですから自社の「利益」を追求しています。
最適な業者を見つける為には
「本当に困っている人の役に立ちたい」と心から願っている業者を
自分の目で見て判断するしかありません。
FAQ
調査の結果はすぐにもらえますか?
調査は報告書を想定しながら行うため、翌日には報告書の提出が可能です。
また調査結果に満足できない場合は、追加での依頼ができます。
調査対象者にバレませんか?
調査員は最善の行動をとりますが、対象者の警戒が強い場合はバレる事もあります。
絶対にバレないと言い切る探偵はいないでしょう。
どのような証拠が必要ですか?
証拠に何が必要か、この証拠があれば確実に大丈夫と言ったレベルの明確な基準はありません。
しかし対象者を、これだけの証拠があれば「認めざる負えない状態」にもっていくことが証拠集めの最善な方法です。
料金はいくらですか?
料金設定は各企業によって違いが多くあります。
残念なことに「明確な料金設定」と謳っている企業は、上手に隠しているだけのパターンも多くあります。
結局は利益を得ることを目的としている企業ではなく、誠実な心を持った企業を自分の目で確かめる必要があります。