SNSでOSINT(オープンソースインテリジェンス)を調査するためには、以下の手順を参考にしてください。
1.プロファイル情報を収集する
- プロフィールページから、プロファイル情報を収集します。 例えば、写真、職業、興味、関心、趣味、好きな音楽、本、映画などを収集します。
- また、「フォロワー」や「フォローしている人」なども調査して、そこの関心やコミュニティについて把握します。
2.投稿内容を調査する
- 投稿された写真、動画、テキストなどを収集します。
- 投稿された情報から、対象の興味や趣味、パターン、行動内容などを分析します。
3.SNS活動を調査する
- 対象がどのようにSNSを利用しているかを調査し、分析します。
4.情報をまとめる
- 収集した情報を結びつけ、より詳細なプロファイルを作成します。
以上が、SNSでのOSINT調査の基本的な手順です。
ただし、注意点として、プライバシーの侵害につながるような調査は避け、常に倫理的な調査を行うことが大切です。
TwitterでOSINT調査
Twitterは、OSINTにおいて非常に有用なプラットフォームです。以下は、TwitterにおいてOSINTする方法の例です。
- 検索機能を使う:Twitterの検索機能を使い、特定のキーワードやハッシュタグを検索することができます。また、検索結果をフィルタリングすることもできます。
- ユーザーのプロフィール情報を調べる:ユーザーのプロフィール情報から、名前、場所、職業、アカウント作成日などの情報を収集することができます。
- ハッシュタグを調べる:特定のハッシュタグを調べ、そのタグを使用するユーザーを特定することができます。また、ハッシュタグが使用された場所や時間帯なども調べることができます。
- ツイートを分析する:特定のユーザーやハッシュタグのツイートを分析し、傾向やパターンを調べることができます。また、ツイートのURLを解析することで、元のサイトやドメインなどの情報を収集することもできます。
- タイムラインを追跡する:特定のユーザーのタイムラインを追跡し、その人が興味を持っていることや、関心のあるトピックを把握することができます。
- リストを調べる:特定のユーザーが作成したリストや、そのユーザーが登録されているリストを調べ、興味や関心のあるトピックを把握することができます。
以上のように、Twitterには様々なOSINTの手法が存在します。
FacebookでOSINT調査
Facebookは、ユーザーがプライバシー設定を行っているため、OSINTの実施に制限があります。
しかし、以下に示す方法によって、一部の情報を取得することができます。
- 検索機能を使う:Facebookの検索機能を使い、特定のキーワードやハッシュタグを検索することができます。また、検索結果をフィルタリングすることもできます。
- プロフィール情報を調べる:ユーザーのプロフィール情報から、名前、場所、職業、アカウント作成日などの情報を収集することができます。また、友達やフォロワーの情報を調べることもできます。
- ページやグループを調べる:Facebook上のページやグループを調べ、その情報から、興味や関心のあるトピックを把握することができます。
- タイムラインを調べる:特定のユーザーのタイムラインを調べ、その人が興味を持っていることや、関心のあるトピックを把握することができます。
- Facebook Graph APIを利用する:Facebook Graph APIを利用することで、公開されている情報を取得することができます。ただし、APIの利用にはFacebookの開発者登録が必要であり、API利用に関する制限があるため注意が必要です。
FacebookのOSINTにおいては、プライバシーや法的制限に注意を払い、倫理的な行動をとることが重要です。
また、Facebookはプライバシー保護の観点から、情報収集に関する利用規約がありますので、必ず確認することをお勧めします。
InstagramでOSINT調査
Instagramは、Facebookと同様に、プライバシー設定によってOSINTが制限されるため、注意が必要ですが、以下に示す方法で一部の情報を取得することができます。
- 検索機能を使う:Instagramの検索機能を使い、特定のキーワードやハッシュタグを検索することができます。また、検索結果をフィルタリングすることもできます。
- ユーザープロフィールを調べる:ユーザーのプロフィール情報から、名前、場所、職業、フォロワー数などの情報を収集することができます。また、投稿やストーリーを通じて、その人の趣味や関心のあるトピックを把握することができます。
- ハッシュタグを調べる:特定のハッシュタグを調べ、そのハッシュタグを使用しているユーザーの情報を収集することができます。
- タグ付けされた投稿を調べる:特定のユーザーがタグ付けされた投稿を調べ、その人が興味を持っていることや、関心のあるトピックを把握することができます。
- Instagram APIを利用する:Instagram APIを利用することで、公開されている情報を取得することができます。ただし、APIの利用にはInstagramの開発者登録が必要であり、API利用に関する制限があるため注意が必要です。
InstagramのOSINTにおいても、プライバシーや法的制限に注意を払い、倫理的な行動をとることが重要です。
まとめ
現代社会においてSNSでOSINT調査を行う事は、非常に有効な手段といえます。
また、社会的に悪とされる事件など拡散する事ができ、さらに情報を得る事も可能になります。
エンターテインメントとしてSNSを活用するよりも、OSINT調査に活用することこそが、真のSNSの活用方法かもしれません。
基本的なOSINTの進め方はこちらを参考にしてください。