調査スキルの向上として、今回はSNSマーケティングを間違わないための考え方について学んで行きたいと思います。
541万人
この数字の意味が分かりますか?
これは「グローバル・ウェルス・レポート2021」により発表されたデータをもとに予想された日本人の富裕層の数です。(富裕層=100万米ドル越え)
約11億と約1500万
この数字は超富裕層とマス層の資産を世帯数で割ったものを野村総研が発表したデータです。
マス層の(3000万未満)は少し気になるところですが、その差はおよそ73倍です。
資本主義において、この差が縮まることは想像できません。
ここで何が言いたいかと言うと、「金持ちに影響されてはいけない」という事です。
メディアやSNSは「金を持っている事」=「素晴らしい」かのような演出をしますが、実際にそうでしょうか?
そのお金は人々を豊かにした結果としての対価なのか、それとも豊かにしたかのように錯覚させたのか、多くの金持ちは後者です。
「そんなことは綺麗事だ」と言う人も多いですが、その社会の空気感のせいで日本の若者は将来に希望を持てないのではでしょうか。
確かにお金で解決できることは多いのも事実ですが、これを読んでる皆さんには「自分が幸せ」になる事を第一に考えてほしいです。
心無い社会の目は意識しないほうが幸せに近づきます。
消費者はインフルエンサーを信用してはいけない
インフルエンサー、この言葉が浸透したのはここ数年です。
一昔前では芸能人だったが、現代ではSNSで活躍する人の事を言うのでしょう。
インフルエンサーのSNSを見ると華やかな演出もあいまって、羨ましいと感じる気持ちもわからなくもないが、騙されてはいけません。
例えばYOUTUBERなんかは「私のファンが~」のような発言を目にしますが、その心がどこにあるかは本人にしかわかりません。
少なくとも、「社会を前進させよう」「日本をより良くしよう」考えているようには見えません。
なぜならインフルエンサーは単なる洗脳商売だからです。
TVが洗脳の道具という言葉は聞き飽きましたが、改めて説明します。
人は同じ情報を何度も繰り返し、目にする事で、その情報が自分の常識となり、それが真実であると思うようになりがちです。
現代はこの「繰り返し洗脳」の道具がTVからYOUTUBEに変わっただけの話です。
それに加えて、インフルエンサーに騙される人は【低い自己肯定感+承認欲求】が合わさって不安定な精神状態が起因しています。
日本人の多くはメディアでしっかりと洗脳されているので、まずはインフルエンサーの多くが、単なる金儲けという事を忘れないようにしてください。
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう、ネオマーケティングが実施した調査結果によるデータを見ると、どれだけ自分の意志で消費していないかがわかります。
(出所:ネオマーケティング 「SNSでの商品購入に関する調査」より)
【調査概要】1.調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したウェブアンケート方式で実施2.調査の対象:全国20~69歳までの男女984名の「SNSで商品を購入したことがある方」3.有効回答数:9844.調査実施日:2022年7月5日(火)~2022年7月7日(木)
SNSには無料で見れるものも多く、簡単に娯楽に触れる事が出来ますが、あなたは時間という対価を支払っていることを意識するべきです。
あなたの「YOUTUBEを見る」という行動は無料ではありません。
タダでもないのにインフルエンサーのコンテンツを見る必要はあるのでしょうか?
もっと自分の暮らしを良くすることに時間を消費するべきです。
胡散臭いビジネスマンが言う「自己投資」なんて必要ありません。
多くの人が正しい消費をすれば、社会が、日本という国が将来を守ってくれます。
SNSを見てはいけない
(出所:総務省 https://www.soumu.go.jp/main_content/000765258.pdf より)
これは総務省の行った調査データです。
国民の多くがSNSを利用していることが明確に結果として出ています。
しかしSNSは便利であると共に負の面も多く見受けられます。
SNSは、多くの人が参加して情報共有などの目的で使用していますが、他人の投稿を見ることによって、自分の健康状態、精神状態を悪くする可能性があります。
特に、低評価を受けるたり、酷い言葉で罵られたりすると、心理的なダメージを受ける可能性があります。
さらに、SNSを見ることにより、自己比較が生じる可能性もあります。
SNS上で他の人の生活を見続けているため、情報を見比べて自分とのギャップがある場合、不安や悲しみなどの感情が生じます。
SNSの見過ぎによる悪影響を防ぐためにも、自分の生活のプライオリティを見直し、SNSを適度な量で利用するなどの対策を取ることが大切です。
その他の対策としては、定期的なSNS利用自重の練習や、質の高いコミュニティーへの参加などを検討することができます。
SNSを見過ぎによる悪影響を回避し、心理的な健康状態を維持するためには、上記の対策が役に立つでしょう。
自分の健康を守るためには、SNSを見るための理由も含めて考察しなければならないので、自分の理由についても考察したり、友達や家族と協力してSNSを見る時間を与えたりする方法などを検討することが重要です。
また、SNS上で他人からの 悪い評価や罵りなどに対して正しい方法で取り組み、健康的なSNS利用を実践することが大切です。
これほど私たちの生活の一部となってしまったSNSは、中毒性が高く、自分の意志で有効に使わなければ、ますます思考力を失ってしまいます。
SNS企業のエリート設計者たちは、私たちの行動を徹底的に研究し、私たちの意識をいかにスマートフォンに向けるかを常に考えています。
そんなエリート設計者が作ったサービスに私たちが歯向かう事はできませんが、諦めないでください。
「目につかない所に置く」、「時間を決めて電源を切る」など自分にとってのベストを見つけて実行してください。
SNSに時間を奪われず、あなたの幸福の為に時間を使いましょう。
さいごに
私たち日本人の多くは、かつてない程に安全な生活が送れるようになりましたが、代償として人と比べないと生きて行けないようになってしまったのかもしれません。
それはSNSの普及により、華やかな世界を簡単に見ることができるようになったことは大きな原因です。
おかげさまで日本の若者は早くして命を絶ってしまっています。
インフルエンサーも同じで、人よりお金がある、人より優れている、承認欲求を満たしたいのです。
結局は人と比べる事を辞める事ができない以上、日本はこのまま衰退していくしかないのかもしれません。
そうならない為にも、自分の為に時間を消費をして豊かになれる道を目指しましょう。